積み重ねてきた「美」の伝統

社員インタビュー NEW GRADUATE RECRUITMENT

社員対談 02

研究開発部

初めて製品化したときの感動は忘れません

お客さまの要望を叶えるため、研究室で日々開発に力を入れている研究開発部。新卒入社5年目、4年目の二人に、強く印象に残っていることや日々のお仕事について話を聞きました。

インタビューイ紹介

INTERVIEW

  • Yさん

    研究開発部

    Yさん

    4年制の学部卒で大学時代は物理や生物の境界領域を学ぶ。
    新卒入社5年目

  • Eさん

    研究開発部

    Eさん

    大学院卒。大学院では薬学研究科を専攻。
    新卒入社4年目

開発は1人で集中するというイメージがありますが、営業やお客さまとのコミュニケーションも多いでしょうか?

Yさん

研究開発部

Yさん

そうですね。もちろん1人で集中する場面もあります。しかし、それでは自己満足になってしまうので、お客さまの要望に近いものを作るとなると積極的に営業や製造部門とのコミュニケーションを取っていく必要があります。

Eさん

研究開発部

Eさん

3割コミュニケーション、7割研究という感じです。イメージされている以上にコミュニケーション能力が問われる部分があると思います。

仕事の面で強く印象に残っているエピソードを教えてください

Yさん

研究開発部

Yさん

印象に残っているのは、入社一年目のときに初めて自分の処方でクリームを製品化したことです。研究室で1キロ程度で作っていたものが、製品化されると1000キロ単位の量で作られるんです。商品を製造している釜に自分が入ったとして、頭からつま先まで埋まってしまうくらいの大きいスケールで作られるのでワクワクしたし、インパクトが強かったのでずっと覚えていると思います。消費者目線でしか見えていなかったものを生産者目線で見るとやはり面白いですよね。感動しました。

Eさん

研究開発部

Eさん

私は、開発をしていく中でどうしても実現することが難しいものがあったのですが、長い開発期間を経て実際に製品化が決まったときは嬉しかったです。製品化されて工場で生産するとき、製品の内容や情報を工場に伝えないといけません。実際に工場で作ったとき思ったようにいくのか、それはうまくいかないこともあるので、開発担当としてどのように修正してくのかなど悩むこともあります。

Yさん

研究開発部

Yさん

開発ができても生産過程で少し状況が変わる場面も多々ありますよね。

Eさん

研究開発部

Eさん

そうですね。工場では1000キロ単位で作るので、そうすると冷え方や混ざり具合など研究室と工場とでは違う部分が出るので、その影響を受けることがたくさんあるんです。でも、その苦労を経てうまくいったときは達成感があります。

みなさんの仕事はお客さまの要望を叶えることだと思うのですが、みなさんから提案をもっていく場合もありますか?

Yさん

研究開発部

Yさん

基本的にこちらから直接お客さまとやり取りをすることはありませんが、弊社の営業に対して提案会のような場が定期的に設けられています。それぞれ個人で製品化できそうなものを作っていたら提案して、それを営業が面白いと感じるとお客さまに提案していくような流れです。

Eさん

研究開発部

Eさん

日々の業務の中でこんなの良いのでは?というようなことを考えていて、偶然これは製品化できるんじゃないかという面白いことがたまにあります。そういう偶然ありますよね?

Yさん

研究開発部

Yさん

ありますね。私はそれを趣味の試作と呼んでいます。遊び感覚でやっていて偶然変なものができると、それを調合に落とし込んでいくようなことを行っています。

スキルアップしていく中で会社がサポートしてくれたことはありますか?

Yさん

研究開発部

Yさん

外部の研修は良いお値段がするのですが、そこに対して値段が高いからダメと言われたことはなく、行きたい研修があれば参加させてもらえます。新人のときは基礎講習会や原料メーカー主催の勉強会は積極的に参加するようにと言われていました。

Eさん

研究開発部

Eさん

指導は基本的にOJTで行われます。また開発の分野でどのくらいの理解度があるか、入社初年度に定期的に習熟度チェックをする機会が設けられています。仕事をする上で、基礎的な知識不足が起こらないようサポートされています。

お二人はこの業界に入りたくて就職活動をされていたのですか?

Yさん

研究開発部

Yさん

私はいろいろな企業を受けていて、その中で一番楽しそうな仕事を選びました。例えば定年まで働くとしてまず飽きることがないだろうなと。流行やトレンドも変わってくるので、どこかで滞るというか頭打ちになることはないと感じました。この業界は技術と原料の組み合わせが無限にある分野なので、知識を蓄えてスキルを磨きながら楽しく働くことができると思いました。

Eさん

研究開発部

Eさん

私は化粧品会社中心に就職活動をしていました。ピカソを選んだ決め手は、一つの製品を作るだけでなく、日焼け止めやシャンプー、トリートメントなど取り扱う化粧品が非常に多く、1人で様々な製品に携われるところに魅力を感じたから。そこも決めた要因の一つです。

ピカソ美化学研究所の魅力を教えてください

Yさん

研究開発部

Yさん

チャレンジを認めてくれるところです。また、新しい原料を使うことも他社と比べてハードルが低いと思います。新規の処方や偶然できた面白いものを他の製品に試してみたり、いろいろな場面でチャレンジできる。そこは個人的に魅力だと思います。Eさんはどうですか?

研究開発部

Eさん

私も同じですね。チャレンジさせてくれることは一番大きいと思います。あとは、ごはんが美味しくて安いというところでしょうか。

Yさん

研究開発部

Yさん

それは間違いない。社食が美味しいです。ちなみに昨日の社食は鮪のほほステーキ丼でした。美味しかった!

ピカソ社員に聞いてみた!一問一答